Self Story Opera
セルフストーリーオペラ「命の火」

2008年10月19日、南宇都宮「ギャラリー悠日

9月24日、4年前の夏に自殺未遂をして
全身不随になった師匠件相棒だった
弥生から連絡があった、ほぼ1年ぶりだ

内容は10月19日に室内でライブをするから
そこにファイヤーパフォーマンスで出演して欲しい
という内容だった、正直返信を迷った

理由は1年前、彼女との連絡を絶った形が
あまり良い物ではなかったから・・・
きっと怨んでいるんだろうと思っていた
そんな彼女から不意の連絡と依頼・・・

悩んだ結果、俺に焔舞を与えてくれた師匠の為
ボランティアに近い内容だったが出演する事に
人がガラガラのローカル線に乗って
南宇都宮にあるギャラリー悠日へ向う

今回のイベントは「AKIRA」が主催のオペラで
その脚本を書いたのが弥生らしい

AKIRAってオッサンは歌唄いで絵描きで
物書きでと色々やってる面白い奴だ

AKIRAの名前は弥生からも聞いてたし
イベント関連で耳にしていた名前だった
4時間近くかけて、会場のある南宇都宮到着
到着して驚いたのが、駅前の無人さw

うちの田舎でもこんな感じだった事を思い出す
高い建物が無いから空がやたらと広いんだよね

とりあえず弥生の電話をかけて
迎えに来てもらい、徒歩1分ほどの会場へ
弥生は車椅子なので、迎えに来たのはAKIRAだが
この場所で、あの生き物は浮きすぎw

今日の出演者は
歌    AKIRA
語り   弥生
和太鼓 樹神 小滝&リチャード
焔舞   俺
この5名の出演者+スタッフ達で
セルフストーリーオペラ「命の火」は始まる
さっそく会場の下見をしつつリハーサル
主に和太鼓と焔舞の入りタイミングと
音の確認だけしかしてない・・・
この時点で内容に関しては全く知らない俺

オペラの最後に弥生を目立たせて欲しい
という無茶な要望があり

殆ど手も動かない彼女に出来て
目立つものといったらアレしかないよね

って事で会場の外で火吹きのレッスン
肺活量が無いのか微妙な火炎しか出せないので
お手本を見せるワタクシ
楽屋で骸骨衣装のAKIRAと
車椅子に乗った語り部の弥生
弥生の介助&演出?のマミ

死神に運ばれる弥生
てきな構図になるらしいが

色んな意味でいいのか?w


オペラが始まり、AKIRAが歌い
そして弥生の語りが始まる

その内容は彼女が自殺した日の話だった
4年前、150錠近くの薬を飲んだ朝の話
ICUに居た時に見た過去の出来事

家族との関わりを綴った幼年期
思春期に会った男からの暴力
そして海外逃亡した先で「翼」に会い
修行した話、旅の話、仕事の話

って翼君のエピソードに聞き覚えが・・・

この時点で初めてイベントの題名が
セルフストーリーオペラ「命の火」
という事、そして内容を知る
オペラは1時間半の間
過去の出来事を振り返り続ける

内容は感謝と好意の言葉なのだけど
その言葉は俺自身の心の脆い部分と
繋がっていて過去の記憶を呼覚ます

後悔はしない主義だし
しても良い事は何も無い
ただ、責任という物はあると思う

人生に「もし」は存在しないが

もしも、あの日俺と会わなければ
俺が通院させなかったなら
もっと早く病院に連れて行ってれば

無数に分岐する人生の中で
弥生が車椅子になった結果の
一端は間違いなく俺なんだよなぁ

なんて事を、どうしても考えてしまう











まー、救いは本名の「イズミ」じゃなくて偽名の「翼」で語られてるから
まだいいのかもな・・・なんて思いながら焔舞

そのプロ根性を買っていただきたいですホントに




















とか思ってたら、最後の最後でAKIRAが語り始めた訳ですよ


















この物語は、紛れも無い真実なのです!



















そこにいるイズミさんこそがツバサだったのです!












おいおいおいおいおい














そこは翼のままでよくね?(# -_ゝ-)



とか動揺しつつ仕事をこなす健気な俺・・・・・orz
ショックで発病したバセドー氏病が更に悪化しちゃいますよ?

最後の〆は師弟協力の火吹き
肺活量をもっと鍛えましょうね師匠w

終った後、内容について早速抗議w
そもそも、この晒し者な内容で
俺に何の告知も無いのはどーなのよw

イベントが終った後は皆で
日光にあるAKIRA邸へ移動して
打ち上げパーティーへと突入

AKIRA邸にはアトリエがあり
懐かしいテレピン油の香りがする
さて、そんな黒歴史満載の命の火ですが
さらに悪い事にDVD化されて販売されてます

個人的にはオペラでもダメージ大なのに
全国の不特定多数に更に知られるという
なにこの拷問って感じなのですが

障害者になり、時給200円しか稼げなくなった師匠
踊れなくなり、芸能の世界から退いた師匠

別に罪滅ぼしでも何でも無いけど
オペラと貴重な収入を奪う事は出来ませんし
どうせ公開されちゃうなら宣伝しちゃえと
開き直ってみた次第でありますので広告w


2008年10月9日に宇都宮『悠日』で開催された
セルフストーリーオペラ「命の火」

売り上げの一部は作業所に通って細々と生活する
やよいの「行動費や活動費」にもなります

彼女が動かない指であなたのメールに返信し
直筆のサインも書いて送付いたします

購入希望者は、枚数/住所/氏名/電話番号を明記の上
下記のやよいアドレスににメールしてください

オペラ「命の火」DVD(撮影:矢古宇 編集:TOSHI)
価格2000円+送料200円

注文先 nekotalo@ir.namaste.jp

やよいから商品と郵便振込先を送ります
商品が届きましたら、指定された口座に
一週間以内に振り込んでください
また、振込手数料はそちらでご負担願います


翌日、折角日光にきたのだからと
「ちろりん村」の天然氷で作った
カキ氷を食べに行く・・・

冬に氷結させた天然水を
大鋸屑などに埋めて氷室で保存
全部手作業でやる大変な仕事だ

江戸時代あたりだったら権力者しか
食べられなかった貴重品ですよね
カキ氷の種類は栃木らしく
栃乙女(苺)、抹茶、ブルーベリー
それに練乳の有り無しのラインナップ

個人的にはブルーベリーを
食べてみたかったんだが
人気商品のようで俺達が来た時点で
既に売り切れてしまっていた

氷は削り方もあるのかもしれないが
ふわふわと綿飴のように柔らかくて
一気に食べても頭が痛くならない

(余談だがカキ氷食べて痛くなるアレ
アイスクリーム頭痛って言うんだぜw)
神奈川はまだまだ葉が青いけど
日光まで北上すると紅葉が綺麗ですな

この後山間に掛かる自殺の名所でもある
橋を観光したり、牧場で生キャラメルや
絞りたての牛乳の美味さに感動

修学旅行で日光来たときもあったけど
寺社仏閣よりこーゆーとこ来たかったなぁ
AKIRAのお気に入り?幾何学堂

大工やってる家主が独りで建てたらしい
ってか今も隣に喫茶店を増設中

玄関は回転扉だし、中の鍼は壮観
この反対側は軒の長い縁側があり

その下は緩やかな谷になっていて
ダンボールがあったら滑りたくなる所だが

階段状に整備し、下をステージにして
コンサート会場にしたいんだって

完成したら是非呼んで欲しいですw
家に帰ると何故かAKIRACDの製作にw
手作業で作ってるんだねー

流れ作業に何故か私も組み込まれ
驚異的な速度でCDを量産していく

CD生産の内職が終ると
AKIRA手作りのクスクスが出てきた

そぼろ状のパスタなのかわからんが
小麦を丸めた粒を蒸したものと
野菜や鶏肉、香辛料を混ぜたスープを
混ぜて頂く料理で凄く美味かった

クスクスを食べ終え、新潟勢と別れ
夕方の電車で帰路につく

次もあったらどうしよう・・・
どーする?どーすんの俺?w