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OJIYA
震災の小千谷へ

j 火付盗賊の姉御的トラブルメーカーのヨーコさん

彼女は10月23日に新潟県中越で発生した
群発地震「中越震災」の現場に
ボランティアとして出向いている




中越震災は初日の午後5時50分から
震度7を含む、震度5以上が連続して6回以上
更に10月中だけで、600回の地震が起きた震災で

死者やけが人とともに、多数の避難民を出した



そのヨーコさんからメーリングリストで
火付盗賊全員にメールが送られてきた

メールの内容は、今回の経験した
地震のショックで住民がPTSDになってしまう
可能性があるので現地でボランティアの
パフォーマーを募集しているというのだ

PTSDとは心的外傷ストレス症候群の事で
うちの弥生が掛かったのもこれだ
実際に脳に損傷が起きる

それに対抗するために俺達やカウンセラー達が
呼ばれるようだ
この呼びかけに「行ける」と答えたのは
俺(放浪絵描き)とアイラ

NORIから愛車のジムニーを借りて行く
見ての通り荷物満載の車

ジャンベ(太鼓)の低音が
地震の地響きを思い出ださせてしまうかも
という懸念もありますがとりあえず積んできます

前日に手を焼いてしまいマニュアルの
運転はきついんだけど頑張るっす

集合場所はヨーコさんの家の近くのコンビニ

新松戸の自宅を4時半に出発

6時ころ小平でアイラを拾って、八王子駅へ
そこで待機していたヨーコさんと合流

よくわからんが外人のオッサンも行くらしい
なので彼を駅で広いコンビニへ向かう

コンビニで軽くメシを済ませ出発

手前のジムにーに俺とアイラ
奥のスターレットにヨーコさんとオッサン



途中、3kmも走らんうちに
駅に停まる

なんじゃいと思ったら
あれ?
オッサン降りんのかい
なんか話してる・・・

「ゴメーン、和泉君
○○さん帰るって」
(名前覚えて無い)

とヨーコさん

はぁ?そうですかぁ
よくわからんが

帰るなら帰りなさい


途中ガソリンスタンドで燃料補給中

代々木公園のイベントで
みんなから募金したお金で
燃料を補充する・・・

見ての通り小銭で清算
ガソリンを満タンにしました
左手は使ってないようですね


途中、高速に乗る

俺達は下道で
ゆっくり行くつもりだったが
ヨーコさんが高速で行くというので

関越に乗って小千谷を目指す
因みにヨーコさんの奢り

包帯の手でしっかり運転してますね
美しい山を望み
11kmもある関越トンネルを抜け
途中パーキングにて一休み

ヨーコとアイラに
寄って集って
頭をドレットにされる
放浪絵描き
アイラのカメラ

写真家になりたいらしい
インターを出て新潟に入る

雲行きが怪しくなり
ついには雨が降ってきた

このあたりまで来ると
地震のダメージが
ちらほらと見受けられる
高速道路に架かる
高架橋の大規模な修理

端を支える土台に
ヒビでも入ったのか
車線も片方が塞がれ

路肩の工事や
崖崩れを防ぐ工事

崩落した場合の安全のために
空けられているようだ
いよいよ小千谷市周辺

ここまで来ると高速道路の
壁が崩れ落ちているし
中央分離帯の土台も
隆起や陥没で滅茶苦茶に
なった痕が残っている

物資の受け入れなんかがあるから
大急ぎで仮復旧さしたんだろうな

分離帯の奥に見えるのは
目的地の小千谷市
小千谷インターチェンジへ到着

通常はボランティアということを伝えると
通行料はとられ無いようですが

どうだったのかな?

災害救援の車両は
全て無料で通しているという事ですが
照明が無いと入れてくれないような気もします


いよいよ小千谷市内へ入る

するとそこには歪んだ建物や
とり壊された建物が町の至る所にある

よく見るとほとんどの建物に
大小の差はあるがヒビが走っている


至る所の道路工事

街中では
道路に柱が多数立っていて

よく見ると
それは隆起したマンホールの
下水管部分



そして災害救援の自衛隊車両や救護車両
街中では「救援物資」と書かれた
トラックが縦横無尽に走り回っていた


コンビニなんかはすでに
営業を再開していたが

商店街の店はほとんどが
シャッターが下りたままだった

まずはボランティアの本部
ボランティアセンターに行く


ボランティアセンターに赴き
ボランティア登録をする

これがあると事故や怪我の場合
ボランティア保険というものが出るようだ

登録の説明と規則が説明される
何々?

どうやらここに登録し、翌日の朝に
ここにくると、ボランティアとしての
仕事が割り振られるらしい

住むところは好きな所へいけとのこと
要するに自分で旅館にでも泊まれって事か?
そして朝の9時から4時まで活動して
帰ってきたらここに報告書を出すらしい

まぁ、規則は守れませんよ
だって夜の仕事だしね

伝えると登録できないだのなんだの

じゃぁ勝手にやらせてもらいます
と歩き出すと、ヨーコさんが交渉

どうやら独立愚連隊として
登録できた模様、俺に規則なんざ無用だ

話の内容としては、俺らを自由にすると
勝手に火吹いたりして歩くから

一応、居場所くらいは把握しておいたほうが
ボラセン(ボランティアセンター)としても
良いと思いますよ的な事を話していたようだ

失敬な! まぁ当たってるけど
つー訳で登録完了し

小千谷に到着して一枚目
心臓より下に下げると痛いので

常に左手を上げていますね

あ、いっときますが
上の写真のボランティアさんは
いい人でしたよ

ただ役人がギャーギャーと
文句言ってただけです

焼き殺すぞこんにゃろー
的な事を考えてますねこの顔は


ここで軽くリサーチすると
どうやらここのボラセンは
人を上手く扱いきれていない感じ

ここの設備の掃除をさせてたり
しますからねボランティアに
アイラも1枚目撮影

とりあえず登録も終わったし
今日やる事はないというので
どうしましょ?



まずは1000人以上が非難している
総合体育館避難所に行ってみる

ボラセンの斜向かいにあるので
てくてくと歩いていく

巨大な体育館と
それに付随するトレーニングルームや
リクリエーションルーム、事務室
サブアリーナなどの総合体育館

外には自衛隊の車両が多数あり
炊き出しを配る団体や
テントなどを配布などをしていた
中には赤十字の詰め所や

救援物資を山ほど積んだ
持ち出しコーナーなどがあった

かなり良いものも配っているようだ
その中に子供達が遊ぶ
プレイルームがあった

中には積み木
遊具、無数のおもちゃ

そしてボランティアの
お兄さんやお姉さんがいた

子供らにバルーンアートで
色々なものを作り

遊び相手になる俺とアイラ

ボランティアの兄ちゃんに
ポイを教えたりも
竹製のイダキを吹くアイラ
バンブーディジュディドゥとも呼ばれる
オーストラリアの先住民アボリジニの楽器

世界最古の管楽器とも呼ばれ
本来はユーカリの樹でできている

ユーカリがシロアリに食われて穴が開き
そこに風が通った音から生まれた楽器

現地の言葉ではイダキというが
英語?ではディジュディドゥという
このほうが知ってる人が多い

バンブーというのは竹の事で
竹でできたものがバンブーディジュディドゥ
おらおらガキども
太鼓叩いてやるから静かにしろ

初めて見るジャンベの姿と
音の虜になる子供達
子供って単純でいいなぁ

ジャンベについてるブリキ製の
セセと呼ばれるシェイカーが
痛くお気に入りの女の子

曲げたりしすぎると
折れちゃうから気をつけてね
こうして一通り遊び終わるころには
















うぐぅ・・・痛ぇ

やっぱムチャだったか?

大破した手で太鼓を叩いていたら
やっぱり痛み出しました

昨日貰った抗生物質や
痛み止めは無くしてしまいました


なのでプレイルームの
隣にある日本赤十字の詰め所へ

総合体育館の入り口の前に
かなり大き目の詰め所

簡単な診療室が3室あり
医療品が所狭しと並んでいた


すいません
手が壊れてるので修理してください
どれどれ〜?

うわぁ〜これは酷いですね〜
地震の時になったんですか?

いえ、関東のほうで

え?
ボランティアできたの?

ええそうです
はぁ〜?
何を考えてるんですか
これは手術しないと駄目ですよ

と怒られながら治療

一応応急処置ですから
ちゃんと治療してくださいよと
釘を刺されました



ちょいとピンボケですが
赤十字の前で記念写真

左手がきれいになりました

いったんボラセンまで帰ります
時は夕飯時
外では様々な炊き出しが
配られていました

うどん、お弁当、すき焼き
カツ丼や菓子パンなどなど

かなり多数の炊き出しがあり
被災者達も被災初期と比べ
食べる物のが増えたので

好みによっては
全く出ていないものや
大量に余って廃棄している
ものもありました

が、俺達ボランティアは
貰う事ができず

廃棄されるものも貰えない状態で
かなり無駄になっているなと
いう感触を得ました



で、ボラセンに行くと
初期からいるボランティアで

ボラセンの運営をしている人が
泊まる所を紹介してくれました

市内の勤労青少年ホームという
施設の前に巨大なテントがあるので
泊まるだけならそこを使っていいと
行ってみると巨大なテントが
2棟たっていて、左のほうに
人の声と光が見えましたので
入ってみました

するとここは別の団体で
隣の棟がボラセンのだといわれ
そっちのほうへ

確かに練れる事は寝れそうですが
結構な施設です(笑)

まぁ詳しくは明日の朝に



東京から小千谷までを
走破したジムにーから

寝袋や自炊セットを運び
さっさと寝る

お疲れジムニー



んじゃぁアイラもお休み
・・・オツカレさま

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