■資料 Data > 燃料について Fuel Data

炎舞は非現実的な程美しい光の芸術ですが、その反面非常に危険な技術でもあります
ここでは少しでも危険を減らすために私の知る炎舞に関する注意事項を書き綴っています


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燃料名 メリット デメリット
■GTL(合成灯油FTD燃料)
  評価★★★★★(最良)
■引火点が灯油より高いため安全
■常温での揮発性が比較的低い
■比較的安価で入手が可能
■火力が高く、非常に明るい
■硫黄分、芳香族が少ない(毒性が低い)
■燃料自体の匂いが殆ど無臭
■煤煙の発生が少なめ
■煙少なく無臭の為、室内炎舞でも使える
■刺激が少ない為化学性火傷が緩和
■口の中に入れても特に刺激が無い
■燃料の持ちが良い
■販売期間と場所が限定の為入手困難
■灯油に比べると若干火の持ちが悪い
■炎の温度が高温で若干火傷しやすい

GTL燃料 Gas to Liquids
天然ガスから合成した、灯油に近い合成灯油FTD(Fischer-Tropsch Diesel)燃料
硫黄分や芳香族を殆ど含まず、煙点が一般灯油に比して4倍以上高いため、煤が出にくく
灯油特有の着火・消火の際の強い匂いも無し、使用後の炎舞道具も無臭に近い

皮膚に付着したり、火吹きで使用してもサラッとしていて臭いも気にならない
不純物の少なさのせいか、元がガスだからかは不明だが、床に溢したとしても
跡になって残る事も無く、灯油であった化学火傷も見られないと良い事尽くめだが

地域&期間限定でしか販売されておらず(2009年現在)、入手が困難
炎の温度が灯油より高く、燃焼時間が若干短めに感じるが、炎舞燃料としては最適かと思われる


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燃料名 メリット デメリット
■灯油(ケロシン)
  評価★★★★☆(良)
■引火点が常温以上なので比較的安全
■常温では揮発性が比較的低い
■全世界で容易に入手可能
■安価に入手できる
■火力が高く、非常に明るい
■燃料の持ちが良い
■硫黄分、芳香族を含み有毒
■炎舞〜炎舞後も灯油臭が残留する
■煤煙が比較的多く発生する
■不味い(我慢すればなんとか)
■皮膚に着くと化学性火傷を起こす
■室内での炎舞には不向き

灯油 Kerosene Paraffin
最もスタンダードな燃料であり揮発性、爆発性、引火性が最も少なく、危険性の低い燃料と思われるす
炎舞に使う燃料の中でもっとも安価で、世界中何処に行っても手に入るほど普及しています
純粋な灯油はそれほどが有害ではありませんが、純粋な灯油は航空燃料として使われており
Exxonの航空ターボ燃料、Mobilのジェット燃料、Pennzoilの灯油タービン燃料(航空用)のみかと思われます

一般に手に入る灯油(石油、暖房用石油、ランプ用オイル、燃料油など何百という種類の灯油)は
添加物が入れられ「ベンジン」や「ナフタ」(粗製ガソリン)などの猛毒も数多く含まれています
これらの添加物、不純物は皮膚や粘膜を通して体内に吸収され肝臓や腎臓に蓄えられていきます
発癌性が高く、40代で亡くなったイタリアの火吹き師の話などを耳にしたことがあります

皮膚についたらすぐに拭き取ってください、といっても炎舞中は厳しいので
炎舞が終わったらなるべく早く拭き取ってください。放っておくと発疹が出る場合があります
目に入ったら水で完全に洗い流してください、赤くはれ上がっても擦らないで下さい
誤飲した場合、消化不良、ガスの発生、下痢防止のためにコップ2〜3杯の水を飲んでください
無理に吐くと発生したガスを肺に吸い込み、重度の化学性肺炎で死に至る可能性があります
一般的な処置で牛乳を飲むという方法がありますが、灯油の場合は吸収がよくなってしまうので飲まないように


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燃料名 メリット デメリット
■ガソリン
  評価★☆☆☆☆(危険)
■全世界で用意に入手可能
■安価に入手できる
■火力が高く、非常に明るい
■揮発性、引火性が共に高く
  重大な爆発事故が発生しやすい
■硫黄分、芳香族を含み有毒
■刺激を伴う強烈な臭いがある
■煤煙がかなり多く発生する
■有鉛ガソリンだと鉛中毒になる
■不味い(我慢というレベルではない)
■皮膚に着くと化学性火傷を起こす
■室内での炎舞には不向き

ガソリン

ガソリンは灯油以上に世界中で広く使われていて入手も容易
日本の場合はガソリン携行用のタンクがあれば売ってくれるが

常温でもどんどん気化しているので有毒で臭いが強烈で爆発し易い危険な燃料で
液体単体でも容易に燃える為、静電気で引火したり、火吹きなどで垂れた燃料に引火して死亡する例もある

液体が無くなっていても安心は出来ず、空になったガソリン1ガロン缶に残ったガスには
ダイナマイト1本分の爆発力があります、最悪その場に居る者が全て死に至る場合があります

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燃料名 メリット デメリット
■ホワイトガソリン
  評価★★☆☆☆(危険)
■火力が高く、非常に明るい
■硫黄分、芳香族が少ない(毒性が低い)
■燃料自体の匂いが少ない
■煤煙の発生が少なめ
■揮発性、引火性が共に高く
  重大な爆発事故が発生しやすい

■不味い(我慢すればなんとか)
■皮膚に着くと化学性火傷を起こす
■室内での炎舞には不向き
■燃料コストが高い

コールマン燃料、ホワイトガソリン
臭いと見た目をコントロールするための様々な添加物とナフタから出来ていて
灯油に比べ煙や臭いが少なく、一瞬で火が点くのですが、揮発性が高いため爆発しやすく
手に負えなくなる危険性があります、また毒性も灯油に比べて高いです

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燃料名 メリット デメリット
■ランプオイル
  評価★★★☆☆(普通)
■引火点が常温以上なので比較的安全
■常温では揮発性が比較的低い
■火力が高く、非常に明るい
■燃料自体の匂いが少ない
■煤煙の発生が少なめ
■煙少なく無臭の為、室内炎舞でも使える
■刺激が少ない為化学性火傷が緩和
■口の中に入れても特に刺激が無い
■独特の臭気がある
■燃料の持ちが悪い
■燃料コストが高い



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燃料名 メリット デメリット
■アルコール
  評価★☆☆☆☆(危険)
■煤煙は発生しない
■臭いも比較的少ない
■全世界で用意に入手可能
■毒性は殆ど無い
■揮発性、引火性が共に高く
  重大な爆発事故が発生しやすい
■火力が弱い
■燃料の持ちが悪い
■燃料コストが高い
■刺激がかなり強い
■炎舞中に酔っ払ってしまう

酒、アルコール
上記の燃料に比べれば有害というわけではありませんが、火力と光量が弱いのであまり使いません
アルコール含有量が60%以上(120度)以上の酒類は揮発性が高く、爆発します

クラブで酒の揮発によりアルコールが充満していた室内でライターを点火し、建物が吹き飛んだ例があります
また、酒類は火吹きに使われることも良くありますが、毒性以前に着火性が高すぎて
噴出した炎が体内に逆流し肺が黒コゲ、または顔面が黒コゲで死亡例もあります

なにより、危険なパフォーマンスをしている最中に酔っ払ってしまう事が最大の欠点です

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